最速で億を稼ぐ!不動産投資[成功の原理原則] / 木下たかゆき を読んでみた!!
内容紹介
〜家賃収入5億円を超えるギガ大家への
最短最速王道ステップ〜
サラリーマンの仕事を何年頑張っても、
所詮、億万長者なんて無理、無理!!
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「ギガ大家への王道メソッド」
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6年で家賃年収6億円を実現した
噂の辣腕投資家の全貌、遂にそのベールを脱ぐ!
★成功を手にする人が実践する原理原則
◎そんな物件を買っていたら儲かるはずがない!
◎「あの人だからできた」と考える人に成功の道は拓けない
◎原理原則1[金融機関を味方につける]
◎原理原則2[圧倒的に安く買う]
◎原理原則3[キャッシュフローを増やす]
◎「売却」でスピーディに資産を拡大するコツ
内容(「BOOK」データベースより)
6年で家賃年収6億円を実現した噂の辣腕投資家の全貌、遂にそのベールを脱ぐ!
著者について
木下 たかゆき(きのした・たかゆき)
不動産投資家。1982年生まれ。大阪府和泉市出身。関西学院大学商学部卒業後、求人広告の営業などを経て2010年12月に不動産投資をスタート。問題有りの物件を相場より圧倒的に安く購入して再生する方法で規模を拡大。33歳で満室想定家賃約6億円を達成する。6年間の投資総額は40億円以上。2016年8月時点で住居系マンション、アパートを中心に、オフィスビル、テナントビル、ソシアルビル(スナックビル)など計50棟900室弱の不動産を所有する。6億円の家賃収入以外に毎年数千万〜2億円の売却益があり、現在も資産を拡大中。趣味は旅行とグルメ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
木下/たかゆき
不動産投資家。1982年生まれ。大阪府和泉市出身。関西学院大学商学部卒業後、求人広告の営業などを経て2010年12月に不動産投資をスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
[書評と感想]
まずサブタイトルや巻中の表題で、なかなかにハードな言い回しをしています。
サラリーマンやってて億万長者なんて無理無理!!とか、そんな物件買ってて儲かるはずがない!!とか笑
おぉこれはなかなか攻め込んでくるなと思いましたが、読んでみるとなるほどこれはしっかりとして経験と知識の裏付けがあって言っているんだなぁと素直に感心しました。
もう一つ驚いたのがこの方、2016年現在で33歳!!若い!同年代でこんな本まで出せるほど不動産の世界で成功している人は少ないと思います。
不動産投資を本格的に始めたのは27歳のころ、6年間で年間家賃収入6億超え、投資額は30億円以上、目標は100億円借りる!だそうです。すげ~
今まで読んだ本でもかなりスケールがでかいです。
さて内容なんですが、前半部分は不動産投資のスタイルや、仕事術というよりも、不動産投資に対するマインド、考え方の部分が多くを占めていました。
本書より抜粋ですが、不動産投資のピラミッドがあるとすれば、一番下にある土台となるものがマインド、次が行動力、一番上がテクニック、つまり知識と経験ということですね。
つまり、一番下の強いマインドがないと、知っていても動けないし、動けても、気持ちがないと続かない、ということでしょう。
これって、起業するにしても、副業でも、サラリーマンでも目標にしてもなんにしても結構当てはまることだと思います。
僕もここ一年弱でしかないですが、自分なりにやってきて思ったことは、楽して不労所得みたいな甘い考えでやってると本当に地獄行きになります!笑
人間誰でも楽したいし、怠惰なものだと思いますが、なにかやると決意したらとことん行くというのはなににしても共通項だと思います。
昔読んだなにかの本でホリエモンも、寝る時間も、めしの時間も削って3年間そのことしか考えなければ失敗するわけがないのに、なんでみんなしないんだろう??
これに近いと思います。普通の人はそこまでできませんが・・・ww
とにかく、本の半分近くをこのマインドと考え方、不動産投資に向かう意識に関して書かれているのは、著者もすごく大事にしている部分だろうし、僕も大変共感出来て、意識の再確認をすることができました。
そこからは実務的な内容に入ります。意識のこと言ってるだけで内容がなければ、言ってるだけかよですが、ここからの内容も大変興味深いもので、新たな発見もありました。
まずは融資、不動産で行く!!というマインドが出来たらまず初めに固めなければならないのは融資で、仲介会社経由でも、自分でもガンガン物件を持ち込んで、金融機関とのつながりを作っていくことにとても重きを置いています。借り換えの交渉などもとても参考になりました。
そのあとは、[圧倒的に]安く買い、コストを削減し、キャッシュフローをとって、高く売却し、その流れがつかめたら(著者は、その気があればこれから物件を買う段階でも雇えばよかったと言っているが)仕組化して、自分でしかできないこと以外は、従業員を雇って、やってもらう。システム作るというようなことでした。
仕入れに関しては、競売、公売や、地方のボロボロガラガラの幽霊みたいな物件を狙うことが多いようなので、一発目の人にはかなり敷居は高いかもしれません。
実際確かにそれを叩いて安く買い、修繕、満室で売れればかなりキャピタルゲインがとれると思います。ここで、著者の脳みそだと、いやそれはその知識があるからできるんでしょ、とか、運がよかったんでしょ、とかいう人はもうその時点で舞台にあがれていないってことですw
結構厳しい言い方なんで、賛否両論あるかもしれませんが、核心ついてるなぁと思いました。そしてその売買益を見せ金にして、次の物件の融資を引っ張る、という繰り返しです。
最近の不動産投資はバブル時期の反省からか、キャピタルゲインよりもインカムゲイン!!と強く推すものが多い中、いや儲かるんであれば両方考えるのは当然でしょ?といった考えで、出口をより意識するようになりました。
実際に具体的な物件例も紹介してくれていて、利回りも驚くようなものばかりなので、とにかく大事なのは安く買うこと。これが一番なんだということに改めて気づかされました。
最後の仕組化のところも、そのぐらいの物件規模になってくると一人ではどうしようもなくなってくるのでしょうが、参考になりました。
まとめとして、仕事術や、具体的な融資や物件選びについてもとてもよかったんですが、どちらかというと不動産版自己啓発じゃないですが、
とにかく自分も負けてられん!!やってやろう!!という気持ちを強くさせてくれるようなとても良本だったと思います
おもしろかったら押してみてください~おねがいします
やる気 ★★★★★
融資 ★★★☆☆ (著者の地元の大阪の金融機関によるところが大きい。本人も大阪が融資に関しては間違いなく日本一出すので、読んでいる人が関東に住んでいたとしても関西を基盤として始めるのがオススメとまで書いている)
売却 ★★★★★
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2019/03/17