一棟物収益物件、不動産を買うときの諸経費はいくらかかるのか調べてみた
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不動産!!!
こんにちは。どうも。えー今日はですね
不動産を購入したら、物件価格以外にかかる金って一体いくらくらいあんの??
ということをテーマに実際かかる諸経費についてみていきます!!
ちょこっと長くなっちゃったんですが、まだ物件を持っていない人は、実際に買ったら物件価格以外になににいくらかかるものなのか?
もう持ってる人は、より理解するために、基本的なことですがわかっておいたほうがいいと思うので、よかったら最後まで読んでみてください。
たぶん10分かかんないで読めます
僕最初始めたとき、全然よくわかってなかったんですけど、不動産を買う!
と決めて、実際に物件を探して、買付入れて、融資が通って、購入となるまでに物件価格と別に、いろいろとかかってしまう必要経費や税金があります。
これ、ちゃーんとわかってないと、聞いてないよ!!!っていう謎の出費にしばかれて、資金繰りが追い付かずひどい目にあうこともあります。
物件買うっつーことは物件以外でいくらかかるか、これ見てしっかり把握しとこう!
ではちょっとクソ見やすい表を作ろうと思います。
具体的に金額設定があったほうがわかりやすいと思うので
わかりやすくするために、
物件価格 1億円
融資金額 1億円
固定資産税評価 建物3000万 土地3000万
という設定にしてみてみます
目次
1億円の物件を購入する際に発生する諸経費とその種類
項目 | 内容 | 説明 | 金額 | 支払い発生の時期 |
契約 | ①印紙税 | 売買契約書に貼る収入印紙代 | 3万円 | 契約時 |
ローン | ②登録免許税 | 登記の際にかかる税金 | 120万円 | 所有権移転時 |
③司法書士報酬 | 登記手続きを依頼する司法書士への報酬 | 約10~20万円 | 所有権移転時(依頼時) | |
④抵当権設定費用 | 銀行が抵当権を設定するための費用 | 40万円 | 所有権移転時 | |
⑤印紙税 | ローン契約書(金消契約)に貼る収入印紙代 | 3万円 | 金消契約 | |
保険 | ⑥火災保険料 | 建物にかける火災保険料 | 70万円 | 契約後 |
仲介 | ⑦仲介手数料 | 売買仲介に入った不動産会社に支払う仲介手数料 | 330万4800円 | 決済 |
税金 | ⑧不動産取得税 | 土地と建物を取得した際にそれぞれかかる地方税 | 135万円 | 登記後約半年後 |
⑨固定資産税、都市計画税(年度中の清算) | 年税額を引き渡しの日の日割り計算で清算(決まりではなく慣習) | ー | 引渡し時 |
一個づつ見ていきましょ(つくんのめんどかったーw)
パソコン向いてないわ
印紙税(売買契約書)
そもそも収入印紙とは
収入印紙とは
印紙の一つで、国庫の収入となる租税・手数料その他の収納金の徴収のために、財務省が発行する証票です。印紙税の納付、許可申請時の手数料、罰金、訴訟費用、不動産登記の登録免許税等に使用します。印紙税とは
経済的取引などに関連して作成される文書に課税される税金のことです。
印紙税の納税義務者は、一定の課税物件に対し、印紙税法に定める課税標準と税率を基に納付しなければならないことになっています。印紙税の軽減措置(5万円未満の領収書が非課税に。平成26年4月1日~)
領収書(第17号文書)に貼る印紙について、非課税となる額(印紙を貼らなくてもよい額)が3万円未満から5万円未満に拡大され、5万円未満の領収書への収入印紙の貼付がなくなりました。
ってことらしいっす。
最初の契約のときとか、印紙代かかるんで〇〇円持ってきてくださいね~なんて仲介会社の方に言われてて
はい?なんすかそれ?契約書つくんのにこんな切手みたいなのくっつけないとなんだー
って知りましたww
で、30年3月31日までに作成された契約書に関しては、軽減措置があり、下記の表に当てはめるみたいなんで、1億円の契約の場合は。。。
1億円は、1億円「以下」 なんで3万円!!
・・・たっけーよいちいち契約書つくんのにそんなにむしりとってんじゃねーよ
※30年4月以降に記事を見た人は自分で調べてね
記載された契約金額が | |
---|---|
10万円を超え50万円以下 | 200円 |
50万円を超え100万円以下 | 500円 |
100万円を超え500万円以下 | 1千円 |
500万円を超え1千万円以下 | 5千円 |
1千万円を超え5千万円以下 | 1万円 |
5千万円を超え1億円以下 | 3万円 |
1億円を超え5億円以下 | 6万円 |
5億円を超え10億円以下 | 16万円 |
10億円を超え50億円以下 | 32万円 |
50億円を超えるもの | 48万円 |
登録免許税
はぁ・・・また税金かようぜーな
これは不動産所有権を登録するために必要な税金で購入による所有権移転登記の場合は、土地の固定資産税評価に対して2%、建物の固定資産税評価額に対して2%かかるみたいっす。
てことは土地3000万建物3000万の場合は
土地3000万×2%=60万
建物3000万×2%=60万
合計120万・・・たっけー!!うひょー!!!
司法書士報酬
不動産の所有権を登記してもらったり、抵当権を設定してもらったり、なんかよくわかんないすけど、ややこしいことをしてもらう司法書士さんへのお礼ですね。司法書士によっても違いますが、大体は10万~20万くらいかと思います。
物件価格によって値段も変わると思うんですが、結構司法書士によって違うみたいで、以前に銀行指定の書士さんが決まっていてそのときは5000万いかない物件で40万くらいむしられました。・・・うーん、そのへんちょっとわからないけど・・・
抵当権設定費用
これも、登録免許税のうちの一つみたいで、銀行が、債務者が借金を払えなくなった時に担保にする権利のことを抵当権っていうんですけど、それを設定する費用で、債権金額の0.4%かかるみたいです。
(担保にとるねー!!っていうのを登記にいれるのにいちいち税金とられてそのせいで返済できんくなるわ!!)
1億円×0.4%=40万円
金銭消費賃借契約書の印紙
はいはい、またさっきのやつね。3まーん!!!
火災保険料
まぁこれは契約にあたってというよりは、保険なんで入んなくてもいいのかもしれませんが、普通入りますよね。
で、どこまでをカバーする保険に加入するかでまた違いますし、極度額の設定によっても変わってくると思います。さらには5年で払うか10年で払うか、1年で払うかによって、今出ていくキャッシュがかわってくることになります。成長段階ではなるべくキャッシュを手元に置いておきたいので短い年数のほうがいいのかなぁと僕は思いますが、とりあえずここでは5年契約として70万円としておきます。
仲介手数料
諸経費の中でかなり大きくなってくるのがこれですね。
最近の不動産投資ブームで、仲介入ってノーリスクで(瑕疵担保とかあるにしても)これとれてたらそりゃ儲かるよな~なんて思います
文字通り、仲介に入ってもらった業者さんにお支払いする手数料です。これは宅建業法で上限が決められてて、物件の売買代金に対して割合が少し変わります。
・200万円以下の場合は5%+消費税
・200万円~400万円の場合は4%+消費税
・400万円を超える場合3%+6万円+消費税
これに当てはめて物件価格が1億円だとすると
(1億円×3%+6万)×消費税1.08%=3,304,800円
・・・たけー笑
不動産取得税
こいつね、まじでクセモノなんすよ
なにが厄介かって、来る時期ですね。
登記が終わってから約半年後くらいに忘れたころにひょっこり現れます。
税率は、土地の固定資産税評価額に対して4%ですが、平成30年3月31日取得分までは3%に軽減されていて、評価額も1/2になります。
建物も住宅の税率は4%ですが、平成30年3月31日取得分までは3%に軽減されています。けど土地のように評価額が1/2にはなりません。
平成30年3月31日までに物件を購入した場合
固定資産税評価額土地3000万円、建物3000万円の場合は、135万円
土地の固定資産税評価額3,000万円×1/2×3%=45万円
建物の固定資産税評価額3,000万円×3%=90万円
土地不動産取得税45万円+建物不動産取得税90万円=135万円
設定してから気が付いたけど1億円の物件で固定資産での積算6000万か・・・
あんまいい物件じゃねーなw
この物件よく融資1億出たわ
ちょっと裏技として、この不動産取得税、実は役所に申請して早く送ってよ!!
って伝えたら、早めによこすこともできるみたいです。なので決算時期前後のときで、タイミングをはかりたいときは請求を早めて年度内に、ということもタイミング次第では可能ですね。メモっといてください。
固定資産税、都市計画税
これは固定資産税評価額に対して、課税標準額が決まっていて、物件1戸に対する㎡数や、新築かどうかなどによって掛け目が変わってきます。
で、これは取得した日ではなく、その年の1月1日現在に所有していた人が1年分支払うことになっていて、それだと、1月中に取得した人はおいしくて12月だと損だよねー!!(ってなっちゃうから?なのかはしらないけど) 日割りで計算してその分を清算して、売主側に代金にのっけて支払うということです。
まぁこれは時期にもよるし、どちらかというと購入諸経費というよりは、ランニングコストのほうに入るかなと思うので今回は入れないでおきます。
1億円の諸経費!!合計いくら?
さてと・・・疲れた
1億円の物件を買いました!!諸経費にいくらかかったの?
物件価格に対しての割合は!!??
じゃぁ、計算していきましょうか
①印紙税3万円+②登録免許税120万円+③司法書士報酬20万円+④抵当権設定40万円+⑤印紙税3万円+⑥火災保険料70万円+⑦仲介手数料330万4800円+⑧不動産取得税135万円=
ぎゃー!!!!!
7,214,800円也!!!!!!
なんてこった・・・
と、いうわけで、1億円の物件を買ってかかる諸経費はおよそ721万円。
物件価格に対して7.2%となりました。実際は多少保険料や司法書士報酬などが前後しますが大方この計算に近くなるはずです。
覚えておいてください。不動産を購入する際の諸経費は
物件価格に対して7.2~7.5%!!!
ということは、1億円の物件にフルローンがついたとして、1億円融資してもらっても
自己資金が最低でも800万円以上はある人じゃないと耐えられません!!!
いやーほんと、恐ろしいよね・・・
けど、頑張ろうね・・・計算してて萎えたんで、寝ます・・・
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2019/03/20