カワマンの不動産投資日記!!

33歳旅人大家カワマンの特攻不動産!!

コンセプトシェアハウスのメリット・デメリット


こんにちは

 

カワマンです。

 

今日は、今僕がやってるゲーミングシェアハウスみたいなコンセプトのあるタイプのシェアハウスについて、メリットとデメリットを考えてみた

 

そもそもコンセプト系のシェアハウスってなにか?

ここでいうコンセプトとはマーケティング的な意味でいうところの概念です。統一性を持つことです。

というと同じ趣味や、仕事などの人を集めて共同生活することに価値を出して募集をかけるということですね。

 

なので広い意味では女性専用・男性専用シェアハウスなども統一性はありますが少し幅が広すぎるので意味が違います。

 

ヨガ教室!うちのコンセプトは女性専用なんです!とは言いづらいもんね

 

そもそもシェアハウス自体どうなの?って人はこちらを見てください。

シェアハウスをやってみた。実際の収支は?儲かるの?流れを解説

 

シェアハウスやるのっていくらかかるの? 備品を計算してみた

 

というわけで、女性専用シェアハウスとコンセプト系シェアハウスをどちらも運営している側としてメリットとデメリットを挙げていきます

コンセプト系シェアハウスのメリット

同じ属性、共通の趣味の人が集うことで一体感が生まれる

誰でも、自分が好きなものと同じものが好きだという人とは距離を縮めやすい

例えばユーチューバーでもいいし、ゴルフや釣りなど趣味でもいい。自分にビジネス系ノウハウがあったりなにかのインフルエンサーであればその分野で人を集めて教えたり情報交換もできるかもしれない。

ざっくりゲームと言っても幅広いし、タイトルが違えばそのゲーム界隈にいる人たちの属性も違うけど、まったくゲームやったことのない人よりは話は合うはず

例えば「不動産投資家シェアハウス」みたいなのがあってもいい

不動産の本などをたくさん置いて、たまにいろんな講師を呼んで勉強会をするとか、お互いの情報交換を住人とできれば意味があると思う。まぁ不動産は大きな資金がないと買えないのが普通だし年齢層も高いのでシェアハウスに住む投資家は20代前半の独身だろうけど、ということは小さな戸建から始めるとかなので一緒にDIYの手伝いをお互いに行くとかね。資産を買うための生活費の節約もできるし、同じマインドの人と共同生活することで高めあうこともできるかもしれない。

そのオーナーが不動産投資に長けた人物なら教えてもらえることもおおいかもしれない。

なんか話してたらそんなのあったら俺も独身の時に住みたかったと思えてきたけど、これは今思い付いただけだからそんなのうまくいかないよとかはやめてね

そんなの知らないしやってみないとわかんないよ俺はやんないけど

コンセプト自体に付加価値が出せる

そのコンセプトに合った家づくりや環境つくりをしっかりとしてあげることによって普通のアパートや普通のシェアハウスに住むよりも住人がより快適に、より楽しく効率的にそのコンセプトに取り組めたりコミュニケーションがとれるのであればそれに価値がつき家賃に跳ね返る。

不動産は場所を貸すビジネスなので、その立地相場以外の価値を出すことができれば利益が多く取れる

 

コミュニティとして成り立てばそこから次の展開が生まれる

なにかの分野を好きな人だったり、得意な人が集まるわけだから、住人の力や、発信力を使って二次的なビジネスが生まれる可能性もある。同じくシェアハウスを運営している仲間で国際交流的シェアハウスというものをやっている方がいるが、その元住人や現住人とYouTube開設して外国人が初めて〇〇やってみた!という動画を撮ったりもしている。

スポーツ系のシェアハウスなら大会にみんなで出たりするのもいいが、認知度が上がれば主催側にまわったりすることもできる。

アイデア一つで一歩先の展開に発展する可能性もある。

普通のシェアハウスで二次的ななにかを見出そうとするとどうしても入居者になにかを売る、貸す、仲介するという発想になってしまう。まぁそれはそれでうまくいけば全然問題ないと思うけど

 

トンがったものであるほどSNSでの集客に利用できる

需要があり、さらに特に個性的なものであるほど集客を不動産会社やポータルサイトに頼らなくてよくなる。

ゲームなんかだとゲーマーがSNSに強いし、自分が実際に住まなくても「これはおもしろそう!」で拡散してくれる可能性もある。

明確にその分野のインフルエンサーがいる場合は広告の手伝いをしてもらってもいい

そういう分野の場合はポータルサイトや不動産仲介に頼らなくてよくなる。現にゲーミングシェアハウスは運よくそれがうまくいきTwitterでの募集が8割以上になる。

例えばそれ用のアカウントを作って定期発信しておけば興味のある人(フォロワーやDMでの問い合わせ)をリスト化することもできる。無形資産になる。今は住むタイミングじゃない人も存在さえ知っておいてくれれば将来の入居者になるかもしれないし、退去した人の満足度が高ければ紹介や、リツイート一回、インスタのシェア一回してくれるだけで広告効果はある

 

複数出して認知されれば参入障壁が上がりライバルが減る

同じコンセプトであまり多くやると自分の首を絞めることにもなりそうだが、実は逆。

その対象が日本に数百人しかいないとかのものならそうだけど、需要があるんであれば自分でどんどん広げていったほうがいい。

広げていくのは自分が退場しない範囲にするべきだと思うけど大きくなったときに、気が付いた人が新たに同じようなのをやってライバルになる可能性が圧倒的に減るから。あと自分にもノウハウがついてくるし、家に文化が出来ていく。そうなると強い

大資本があとからきてごそっと持ってってしまうようになるんであればもうたいしたビジネスで、そのときはもうお譲りしよう

 

楽しい

これは人にもよるし対象分野にもよる。ビジネス系の集まりなら楽しいって感じではないかもしれないし、自分は好きじゃないけど儲かりそうだからやろう、だともちろんつまらない。

そもそもだけど、自分が好きな分野以外で立ち上げたり、人と接するのが嫌いな人は個人ではコンセプトシェアハウスなんかやるべきではない。人と接することなく、うまく儲かるものは他にいくらでもある

自分が好きな分野で一緒になっていろいろ考えたりすることができるから楽しいし、続くんじゃないかと思ってる。

はっきり言ってめんどくさいこともある。楽しいがないとやってない

 

コンセプト系シェアハウスのデメリット

運営側が好きなコンセプトでやらないと維持・持続が難しい

メリットの最後でも触れたがそういうこと

すでにそっち側の分野の商売でうまくやっていて、ビジネスとして割り切って集めるなら管理運営を外注すればいいかもしれないがそこまでしてやる必要がない。意味もない。

コンセプト系シェアハウスはある程度オーナーの想いがないと個性が出せずに沈んでいくと思う

 

コンセプト×シェアハウスに向かないものも多い

こればかりはやってみないことにはわからないんだけど

向いてるものはインターネットとある程度マッチできて、興味のある人口が多いもの。それをやることに大きな場所や設備が必要ないことなど、いろいろ制限も多い。

例えばゴルフシェアハウスとかで実際にやっているところもすでにあるが、自宅にゴルフのバーチャル設備があって練習ができるシェアハウス、とかだと一台数百万円する上にシェアなので1台しかないと一人しか練習できないし、場所もとる。打球音も出る。

その辺を加味して家賃が大きくとれるのかというと、微妙だし、ゴルフにバンバンいける人はある程度お金があるのでそもそもシェアハウスが選択肢に入らない。ゴルフに行くのにクラブを置くのもシェアハウスで大変だし、車で行くのに駐車場がみんな分必要?

となると大変かなと思う

そうなるとパソコン一台で完結するものや、ノウハウ系や、ネコ好きシェアハウスとかもネコ最近流行ってるし、オーナーがネコ好きで建物の痛みと比較して家賃がとれると判断するならいいと思う。

ネコ好きシェアハウスに住人みんなのネコの様子とかインスタに挙げてたらバズりそうじゃない?入居者くるような気もするけど自分は猫より犬派なのでやんないけど

 

入居者との距離感が離れすぎるとコンセプトとして集めている意味が薄れる。

これは、「おそらくそうなるだろうな」という話なんだけど

個人でやるコンセプト系のシェアハウスはオーナーが投げると崩壊する。

一番いいのはオーナー側もい一緒に住んでるタイプのものだと管理も入居者のケアもできるのでいいかもしれないけど、自分も一緒に住んでないタイプなので、実際の生活っていうのはすべては見えないものがある。

せっかくそのコンセプトで集めているのに特に動きがないと普通のシェアと変わらなくない?というものは入居期間はどうしても短くなると思う

まぁこれはコンセプトのタイプにもよるから一概には言えないかもしれないけど、入居者との関係が近いほうが自分は長く住んでもらえると思ってる。

これは逆を返せば手間がかかるともとれる。ほんとさっきからいうけど交流持ちたくない人には向いてない

 

単純に募集できる総数が減る。間口が減る

これはどっちをとるかという話なんだけど最初にメリットで言った同じ属性の人たちだから一体感が出たり家賃だけで狙ってくる人を振り分けができるんですけど、コンセプトが需要と時代にささってないとただ単に入居者の募集分母を減らしただけということになるよね

ニッチにしていけばいくほど価値も出るし追いかけてくる人もいなくなるけど、間違うと人が来なくなる

 

売却しづらくなる。

あんまりトンがったやつだと売るに売れない。

買うほうもノウハウないときついし難しい

 

設備や維持に分野の知識が必要。修繕費も余計にかかる場合がある

家賃とのバランスなんだけど、この設備を入れて、家賃いくら上げられるの?というのが冷静にビジネスで見ると必要で、それ以上はただの自分の趣味か過剰設備となる。

けどその分野が好きだからやってるんならなるべく便利で快適になるようにやってあげたくなるよねw

 

あとはその分野で集めているのにオーナーがそのことを全くわからない場合にはせっかくのコンセプトの価値が落ちたり、入居者側もがっかりすると思う。

 

自分もゲーミングやっといてPCとか、配信とか、ゲームの種類やイベントに関してもたいして詳しくはないんだけどww

 

好きは好きだからさ

 

 

まぁ、そんなところですかね。

 

僕は思い付きでやってしまったんですが、もしやるんであればコンセプトをなににするか?というのが一番重要です。

 

自分が好きで飽きないもので、かつ共同生活とマッチするものがあればやってみてください。

 

まぁあんまそんなもの好きはいねーかw

 

だからもしうまくいけば一人勝ちできると思うんだけど、その時間あったら物件探せよって話もごもっともなんだよねw

 

いや自分がたのしくやってるからいいのよ。入居者みんないいやつだし。

 

というわけでまた

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      2020/02/22

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